生み分けの歴史は永く、古くから伝承や迷信が伝わってきました。
現在、生殖医療は急速な進歩をとげています。しかし、生み分けという、人類で最も興味深い分野のひとつの研究が遅れ、さらに時代とともに進歩しない背景には、「妊娠・出生」という聖域に踏み込みたくないという、倫理的な問題があるのが現実です。

とあるクリニックには、全国各地から男女生み分けを熱心に考えているご夫婦の来院があとを断ちません。「○の子だったら、産みたくない……」などの驚くようなご意見．ご質問も少なくありません。生み分けは親のエゴかもしれませんが、ご夫婦の自由であることも事実です。ただ、生み分けを通じ、親としての自覚や子どもへの愛情を培っていらっしゃるということも、私が日々の診療のなか肌で感じていることです。

生み分け診療を行うにあたっては、成功率などという言葉は使っていません。ご希望と違えば、失敗となるからです。ご妊娠からはじまるⅢか月のマタニティーライフがすばらしいものとなることが、われわれ産婦人科医師の願いであり、生み分けのご希望が叶うか否かは次の問題です。
産み分けにはコツがあるので、こちらのサイトをご覧になって産み分けにチャレンジしてみるといいかもしれません。